今日は栗ご飯入れてきました。が、これちょっと失敗。餅米が入っているからか、ちょっと冷えたら固かったのよね。そしたら娘さんから、
昨日、頑張って栗剥いた甲斐がありました😭
今、家のコーヒーを切らしてしまってて、朝は紅茶を飲んでいるんですが、やっぱりコーヒー飲みたいよね、ということでオフィスで珍しくコーヒーを飲むことに。マイエスプレッソカップは置いているんですが、あまり使ったことありません。こちらの白はオフィス用。家用には青いのがあります。
そういえば、先日、とある大御所のヴァイオリニストの演奏会に行ってきました。もう79歳だそうで、これが最後かもしれないな、と思いながら聞いてました。その昔、アイザック・スターンというヴァイオリニストがいらしたんですが、彼の80歳の記念?コンサートツアーで聴きに行ったことがあります。この時はアイザック・スターンだけでなく、お弟子さんも何人か一緒に弾いていました。
なぜか?というと、もうおじいちゃんで、弾けてなかったんですよ。音程外しまくりだったのですが、一緒にお弟子さんも弾いて、なごやかな感じのコンサートでした。その数ヶ月後に、アイザック・スターンが亡くなったときいて、最後に聴けて良かったな、と思いました。
そんなわけで、実はこのヴァイオリニストも大丈夫かな?と思っていたのですが、全然普通に弾いてました。素晴らしい。娘さん曰く、ちょっと外しているところもあったそうですが、まあ許容範囲内。十分楽しませていただきました。
アンコールというか最後に小曲をいくつか弾いてくれたのですが、その中で「マルティーニの様式によるアンダンティーノ」と言う曲がありました。これ、フリッツ・クライスラーの曲なのですが、彼は自分で作った曲を「過去の(忘れられた)作曲家の作品を『再発見』した」と称して演奏・出版していたんですよ。で、編曲とか言っているのに原曲が世に出てないことを不思議に思ったニューヨークタイムズの記者が聞いたところ、「○×作曲・クライスラー編曲」とある曲はほぼ自作であることを認めて、
「自作ばかりじゃ聴衆が飽きるし、また自分の名前が冠せられた作品だと他のヴァイオリニストが演奏しにくいだろう? だから、他人の名前を借りたのさ」
と言っていたらしい。(wikipediaより)
普通だったら、自分にクレジットが欲しいところですが、人の作曲だよ、と言うところがクライスラーのおちゃめなところなんでしょうか。きっと変人だったに違いない。
これ結構有名な話だから、私は知っていたんですが、旦那さんが仕事の最中に聞く曲で、下の本のクラシックを片っ端からかけていたことがありまして、どうしても「○×作曲・クライスラー編曲」って曲が調べてもわからない、と言っていたんです。
こちらですね。それは嘘で、そういうのはクライスラー作なんだよ、と教えてあげたら驚いてましたね。
クライスラーが白状したのは1935年と結構前なんですが、昭和58年(1983年)に出した時点のこちらの本では更新されていなかったんですね。でも、著者の神保環一郎さんは1979年(こちらはWikipediaの情報。本では1976年ですね、どっちが正しいのか)に亡くなっているので、昔神保さんが書いたものをそのまま載せただけなのかもしれませんね。ちなみに、今でもアマゾンで売ってました。
クライスラーの「愛の悲しみ」は確か「四月は君の嘘」でも出てきましたよね。「愛の悲しみ」(Liebesleid)の方は私も弾いたことありますよ。
そうそう、昨日から心を入れ替えて、また体幹トレーニングとちょっと腹筋・大臀筋のトレーニング始めました。なまってますねー。これからまた頑張ります。
いつもどうもありがとうございます。お手隙でしたら、クリックしてみてください。
ではではまた明日!